7月になったのに内容が固まらない

月日の経つのが早く感じるというのは年齢のせいなのかもしれないとは思うが、今年のフェスティバルはいつもとは違った手続きが多く、コロナの関係も含み一つ一つ承認を得て進むべきことも多い。

それゆえにある程度毎年のパターンを踏襲すればいいとなれば、とりわけ反対されることも少なく順調に進めるのだが、今年に限っては果たしてこれでいいのか思い悩みながらの場面にとにかく突き当たる。

気がつけばもう7月である。そもそもがコロナの感染状況と世の中のイベントに対する許容度を見渡しながらギリギリまで動かなかったのが大きく響いているのかもしれないが、「規模縮小」ということになり基本線さえ決まってしまえば、とは思っていたが、その基本的なことが、とにかくそれぞれ考え方が千差万別でスタッフですら方向性がまったくまとまらない。

先日のイベント企画会議でも飲食のあり方について揺れに揺れた。もうすでに開催されたイベントもボツボツ出てきて、そのやり方であればうちのイベントでも可能ではないかととらえる節も多く、コロナ禍での開催の難しさを改めて突きつけられた。
実行委員会では、花火大会についてはまったく異論はなかったが、少しでも時短と感染リスクを考えてイベントの再考をもって予算も確定して再度提案を求められており、それから逆行するとしたら相応の理由も必要である。
そして時間が経てば経つほど情勢も変化してくる。

制約がある中で、どう安全を確保しつつ、魅力的なイベントを行なっていくか、どうバランスを取っていくか本当に思案のしどころである。いずれにしても今週いっぱいがタイムリミット。そこから先は思い悩むことなく突き進む決意だ。